生きる!

我が子は脳腫瘍で余命宣告1年と言われたけど9年元気に過ごしています!毎日元気に生活する大切さや、出来事、楽しかったことや、思った事などを何でも更新していきます!

手術の後遺症で尿崩症!下垂体が傷つきホルモンの障害で点鼻薬

こんにちはー!!

今日は脳腫瘍になった次男の後遺症の1つ、尿崩症の事について記事にしてみます。

smilesunnytomato.hatenablog.jp

尿崩症(にょうほうしょう)ってなに?

僕は尿崩症って言葉を次男が病気になって初めて聞きました。

知っている人も少ないのではと思っています。

次男の場合は、手術で脳の下垂体に傷が残りホルモンの障害にもなってしまいました。

尿崩症(にょうほうしょう)とは、ホルモンの障害により、
多尿になる病気です。

尿崩症になると、1日の尿量は3~15Lになります。
一般的な排尿量の平均は、1~1.5Lなので、
その多さが分かると思います。

尿崩症になると、尿が自分で制御できずに、大量に出すぎてしまい脱水症になってしまいます。

そこで治療に使う薬がデスモプレシンです。

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このデスモプレシンという薬は点鼻薬です。

要冷蔵で遠出する時には保冷バッグに入れて持ち運んでいます。

右のチューブに決まった目盛まで薬を入れて、口でチューブを咥えて息を吹き鼻に薬を入れます。

すると鼻の粘膜から薬を吸収するって仕組みらしいんですけど、使いづらいんです(´▽`)

飲む薬だったら飲めば効くけど、点鼻薬なんで鼻の中に吹き付けても鼻の中の状態によって薬が吸収されず効かないよ~って事がしょっちゅうです(ノД`)・゜・。

薬が効かない時

風邪気味で鼻水が出ている時なんて、ま~効かないですよ!!

次男の場合は1日3回決まった時間に点鼻しているのですが、効かない時は更に数回効くまで点鼻する事になります。

薬が効かないと尿が出過ぎてオムツはすぐにパンパンになって服までビショビショになったり、脱水症状になって入院したりと危険な状態になる事もあるので神経使います。

薬が効き過ぎた時

逆に薬が効き過ぎても困るんです(*´▽`*)

通常の1日3回でも薬が効き過ぎると、今度は尿が体内に溜まり過ぎて水中毒になってしまいます。足が浮腫んでパンパンになってたりもします。水中毒も危険なのでよーく次男を観察しながら薬を投薬しています。

効いているかの判断

我が家の次男の場合は話す事ができないので、明確にわかる方法が血液検査しかありません。毎日病院で血液検査をする訳にも行かず、家ではオムツに出た尿の量とか、体重の増減を見て判断するしかなくて、非常に難しいです。

今までも脱水気味だなと思って点鼻をして病院で検査をしたら水中毒気味だったり、その逆だったりで……

尿崩症は大変‼︎

このように見た目では判断しにくい病気です。

体重を計っても一概に脱水、水中毒とは判断できず家庭だけで判断するのは難しいです。

 

まとめ

 尿は体内の老廃物を外に出すだけじゃなく、体内の水分調整もしています。尿を自分で調整できないという事は生死に関わる大変な病気です。

普段何気なく済ませている小便w

生きていくためには大切な役割を持っているんですね!!

 

 

 

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 最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m